牟田口化する職場『昭和の名将と愚将』
特に面白いのは、「愚将」の部分でした。
個人というよりは、組織的な部分の問題点を考えました。
今の職場に通じる部分があるのが、とても心配でございました。
①上層部から出される絶対達成不可能な目標。
②絶対達成不可能とわかっていながらも、それを言い出せない「空気」。
強気の発言が良しとされ、現実的な分析を言うと「弱腰」とされる。
出世していくのは強気の発言ができる人。
③現場で優秀な人が管理職として優秀なわけではない。名選手名監督にあらず。
(参考:ピーターの法則 - Wikipedia)
④具体的な戦略はなく精神論でなんとかしようとする。
過去にそれで成功したことがあり、過去の栄光を事あるごとに持ち出す。
⑤時間・人・金が足りないといえば、努力が足りないと言われる。
大丈夫なんですかね?今の職場。
特攻隊にされる前に転職すべきか、アメリカが占領してくれるのを待つべきか。
そこが問題ですね。