知の望遠鏡

文系教師と理系研究員の本の紹介を中心としたブログです。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

我が内なるサメを探してー『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト』ー

ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト: 最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者: ニールシュービン,Neil Shubin,垂水雄二 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2013/10/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (7件) を…

「意識」の生物学的意義は、神経細胞の維持であるー『唯脳論』ー

意識とはなんなのでしょう? 私を私たらしめている脳の働きを意識とでも言えば良いのでしょうか? つい最近までニーア・オートマタをプレイしていまして、ゲーム内に出てくるアンドロイドや機械生命体たちが「心」について色々葛藤するんです。 鉄腕アトムか…