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知の望遠鏡

文系教師と理系研究員の本の紹介を中心としたブログです。

ビザンツは男のロマンや!『生き残った帝国ビザンティン』

生き残った帝国ビザンティン (講談社学術文庫 1866)

まず最初に自分の思い出について語らせてほしい。

自分は、歴史好きが高じて、今の仕事についている。

歴史が好きになったきっかけ。
その1:一番最初に買ってもらったゲームが、なぜか「信長の野望」。
その2:小学校5,6の時に三國無双にハマったこと。
(このことはまた別のときに語りたい。)

そして、『世界史フラッシュ』にハマったことだ。

今日はそのことで話したい。

当時はまだインターネットも常時接続が当たり前じゃなく、ダイヤルアップ。Youtubeニコニコ動画みたいな動画共有もなく、フラッシュ全盛だったころだ。(ネット代金で何万もかかって親に怒られたことを思い出した。)

友達が少なかった自分は、まわりが「おもしろフラッシュ」とかで盛り上がっているころ、俺は違うぜ、というに世界史フラッシュを見ていた。(この中2病的な流行り物を忌避する姿勢は、今も昔も変わっていない。)

これが当時のサイトである。

http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/2816/flash/link.html

今もちゃんと残っているし、ブラウザの「お気に入り」もずっと登録してある。でも動画をクリックしてみると、見れないのも多くなっている。今日紹介したかった動画も、このとおりである。

http://www.geocities.jp/whis_shosin/bizan.html

(最近は、無料ホームページサービスがどんどん潰され、こういう過去の遺産が消えていく。インターネットの「レガシー」をどう保存していくべきなのだろうか。)

なんとか見れないものかといろいろ探してみると見つかった。

www.nicovideo.jp

なんとニコニコ動画に救出されていた(他のフラッシュもYoutubeにあったり)。
著作権的には問題ありあり何でしょうが、レガシーの保存という意味では、とてもありがたい。
ぜひ、まず、観てほしい!

↓観てから読んでね。

 ビザンツ帝国ってホントいいものですよね~。

ビザンツ帝国の燃えポイントを一挙に紹介しちゃいますねっ!
 ①分裂した方の片割れで、なぜか1000年も続いちゃうところ。
 ②ローマを支配していないのにローマ帝国の誇りを忘れないところ。
 ③カトリックを毛嫌いしながらも最後は助けを呼んじゃうところ。
 ④ラテン語を使いたくても、だんだんギリシャ語に侵食されちゃうところ。
 ⑤イスラム嫌いだけど影響受けて、偶像崇拝やめようとうしちゃうところ。
 ⑥難攻不落のコンスタンティノープルに立て籠もり、最後まで抵抗しちゃうところ。

つまり、ビザンツ帝国は、
 「没落しちゃったけど名家出身で、普段はプライド高くて高飛車なんだけど、押しに弱いところがあって、実はコツコツ勉強して陰ながら頑張るお嬢様」

って感じなんスよ!!(誰か擬人化してくれませんかね。)

 

さて、今回、紹介するこの本ですが(これが今日の本題です

こんなビザンティン帝国の萌えポイントを、極めて実証的に史実に基づいて真面目に書いてくれてます。ちょっと難しく感じる人は、塩野七生コンスタンティノープルの陥落 を読んでみてもいいかもしれません。

これで本の紹介を終わります(これで今日の本題を終わります)。

今日は、少し暴走してしまいました、むしゃくしゃしてやりました。次からはちゃんとやります。本当にすいませんでしたm(_ _)m。

真面目な追記
ビザンツに燃えるのは、おそらく日本人特有の「敗者の美学=散る桜の美しさ」なんだろう。平氏源義経、後北条家、豊臣家、真田幸村圧倒的勢力に対して、勝てないと薄々わかっていても、そんなことは微塵に思わず、己の誇りを守り、戦い、そして散っていく。いつの時代も、日本人には「死への憧憬」がつきまとう。そして、時にそれは、様々な悲劇を招くことにもなるのだろう。